雑学・・・話のネタ
369話・・・「お釈迦になる」&「お陀仏になる」
既に死語?になっていたかなアー 何て思っていると 妙なところで出くわす言葉がある・・・ 知人の息子さん 交通事故を起こしてしまい 愛車が 「お釈迦」 になってしまったと嘆いているんだとか
原型をとどめず、元には戻らない状態 こんな状況を「お釈迦」になるって言いますけど 若い人がよく、この「古い例え」を知ってるなア- って、感心した次第でして・・・
語源となると・・・????って方が多いかも知れません そこで、例の如く、でしゃばりの虫が騒ぎはじめまして・・・ 語源の一つに 鋳物職人がお地蔵様をつくるつもりで誤ってお釈迦様をつくってしまったから・・・ とか あるいは、火が強すぎて不良品が出来てしまった時など 職人達は 「シ(火)がつよかった」 からだと言い訳をしたそうで その「シがつよか」を四月八日になぞらえて、この日が 釈迦の誕生日だったことから 不良品が出来た時「お釈迦になる」と言いだした
因みに、江戸訛りでは「ひ」の発音が「し」になってしまう 私などは、今だに、100、200を「しゃく、2しゃく」だし 品評会や表彰状なんて、上手く言えません
「お釈迦になる」 これにはもう一つ別な例えもあるんです ギャンブル好きな方はよく使うかもしれません・・・ 持ち金全部をつぎ込んで すっからかんになった状態 これも「お釈迦になる」と言うんです
釈迦の誕生日(花祭りの日)には 水を掛ける行事があります 水を掛けられる「お釈迦さま」 つまり 裸(何も無い)になると言うことから来ているんです
似たような言葉で 「お陀仏になる」 なんて、聞いたことありますよネ! 人や物などだけでなく、計画していた事が失敗したり 途中で駄目になった時に使いますが これは人が死ぬときに「南無阿弥陀仏」と唱えることからきている
「お釈迦になる」 「お陀仏になる」 源はどちらも人が死ぬと意味なんです!
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